突き上げたこの手に握りしめた誓い
あけましておめでとうございます。シモラです。
去年はあれだけ放置してましたが、今年は1月1日から更新していくよ!
ところでですが、みなさんは年越しをどう過ごされましたか?
家族と家で過ごしたり、友達や恋人と初詣に出かけたり。
きっと皆さん大切な人と過ごされたことと思います。
しかしそんな中、なぜか私は一人でカラオケに来ていました。
時は遡ること12月前半。
悲しいことですが友達も恋人もいない+一人暮らしという孤独な人間にとって誰かと楽しく2022年を迎えるなんてことはSEIKINが下ネタを言うくらいありえないことな訳で。
「それならいっそのこと一人を満喫しよう!」
そんな気持ちで12月31日23時45分から1時間半のカラオケを予約したのです。
そして迎えた当日。課題を溜め込んでいたせいで出発が遅れ、着いた頃には23時58分。
歌いながら年を越すために来たのにもう少しで日付が変わってしまう!やベェ!
ですが、ここで重大なミスを犯してしまいました。
時計を見るのを…忘れていたのです…
1番を歌い終わり、ふと携帯をみると0時1分。
せっかくの検証は自分の怠惰により失敗に終わってしまいました。
う〜ん、きんたまだね!^^
しかし年末の高額料金を払ってわざわざ来てるんだから楽しまなきゃ損だな、ということでその後は切り替えて楽しむ事ができました。まず深夜にカラオケにいるドキドキ感。これは中々によかったです。それから年越しの瞬間はお客さんがたくさんいるんじゃないかと危惧してましたが、平日の昼よりも少なく感じました。なのでぼっちできていることを気にせずに済みました。
唯一気まずかったのは店を出る際、定員さんに「ありがとうございました〜」と言われた時です。心の中ではなんでこんな時に一人カラオケしてんねん、アホか?と思われていたのではないかと考えてしまい、少し泣きそうでした。
そんなこんなで一人カラオケで年越しをしてみたのですが、自分の中にある感情が芽生えていることに気がつきました。
それは相方でもあるキタコォへの嫉妬です。
奴には付き合って2ヶ月弱の彼女がおり、なんだか知りませんが年末は彼女と過ごすとの事。
きっとまだまだ楽しい時期で、彼はとても幸せな時間を過ごした事でしょう。
一方の私シモラ。
年越しの瞬間に一人でアニソンを熱唱する童貞大学生(19)。
ああ、なんという差なのだろうか。
1年前は共に彼女がいないことを嘆いていたはずなのに、気がつけばとんでもない格差が生まれていました。
なあ、キタコォ。
いつか一緒にタイに行って風俗巡りしようって言ってたよな?
あれどうすんだよ。俺を置いていかないでくれよ。待って、待ーー
ハッ!夢か…
夢じゃないんだな、これが。
別に彼に彼女ができたのは当然のことだと思うんですね。
彼は車も持ってるし、仕事もできるし、マッチョだし、首から長い毛が生えてるし。
じゃあ何故嫉妬してるのかって話なんですが、答えは簡単。私がクソ人間だからなんですね。
免許すら持っていないし、ガリガリだし、コミュ障だし、首に長い毛は生えていない。
こんな私に彼女がいないのは当然のことなんですが、同類だと思っていた(実際は違った)ので勝手に裏切られた気持ちになってしまったのです。
しかし、彼は私の大切な友人。
その気持ちはポケットにそっとしまって来ました。
ですが昨日夢を見ました。自分に彼女ができた夢です。目覚めた時、真っ白な天井が見えてとても虚しくなりました。そして極め付けに年越しの瞬間の格差。これを思い出した時、気がつくと私はポケットに手を突っ込み、目を逸らしてきた嫉妬を剥き出しにしていました。
突き上げたこの手に握りしめた誓いが光になって
いつか君に届く その瞬間まで
待ってる暇なんてないから
この青文字の部分はは年越しの瞬間に歌っていたシリウスの歌詞の一節です。
私にとって突き上げたこの手に握りしめた誓いとはこの世から幸せを根絶することです。
そしてその誓いが光となってキタコォをはじめとした幸せな人々に届き、世界は闇に包まれることでしょう。
勿論私もその瞬間までなんて待っていられません。
今すぐにでも人々を不幸にしてやります。
いつからこんなことになってしまったんだろう。
始めはただ欲しかった、それだけなのに。
私はいつの間にか闇堕ちしてしまいました。悪に心をNTRれてしまいました。
これからはダークサイド・シモラとして活動していくことにします。
最後に、2022年の抱負を書いて終わろうと思います。
2022年の抱負:この世界を、終わらせる
さようなら、世界。そして、私は新世界の神になる。